こんばんわ!ありゅー(@aryulife)です。
ValveのポータブルゲーミングPC「Steam Deck」が日本で発売決定!ということでわりと話題になっています。
ゲームに特化したポータブルゲーミングPCでSteamゲーが快適に遊べる・・ということなんですが買うメリットあると思います?
ぶっちゃけSteamで遊ぶなら今使ってるゲーミングPCで足りているので、あんまり魅力的に感じないんですよね。
とはいえ「これまでのゲーミングPCには無い魅力的な部分がある」かもしれないので、ざっくりと調べました。
で、この記事では、Steam Deckの性能比較をしつつ、メリット・デメリット、どんな人が買うべきなのか、買うべきでないのかについてまとめていきます。
Steam Deckとは?
Steam Deckはざっくり言うと、Steamのゲームが遊べる携帯機です。
さらに別売りのドックを使うと、ディスプレイと接続して大画面で遊ぶこともできます。まあ、ニンテンドースイッチのTVモードみたいな感じですね。
容量は64GB、256GB、512GBの3種類あるがmicroSDカード拡張が可能。バッテリー時間は2~8時間ほど。
細かなスペックは以下の通り。
Steam Deckの性能
Steam Deckの性能は以下の通り。
プロセッサー | AMD APU CPU:Zen 2 4c/8t、2.4~3.5GHz(最大448 GFlops FP32) GPU:8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz(最大1.6 TFlops FP32) APU power:4~15ワット |
RAM | 16 GB LPDDR5オンボードRAM(5500 MT/s クアッド 32ビットチャンネル) |
寸法 | 298mm x 117mm x 49mm |
重さ | 約669g |
画面サイズ | 7.0インチ |
解像度 | 1280 x 800px |
バッテリー時間 | 2~8時間 |
容量 | 64GB、256GB、512GB |
価格 | 59,800円(64GB) 79,800円(256GB) 99,800円(512GB) |
別売りのドック
ドックについては以下の通り。ただ仕様変更の可能性あり。
USB | USB-A 3.1ポート×3 |
ディスプレイ接続 | DisplayPort 1.4×1 HDMI 2.0×1 |
寸法 | 117mm x 29mm x 50.5mm |
重さ | 約120g |
電源 | USB-C電源供給パススルー入力 |
Steam Deckのメリット・デメリット
Steam Deckを携帯ゲーム機として見たときのメリット・デメリットをまとめていきます。
メリット
- ゲーミングPCよりは安い
- どこでも遊べる
デメリット
- 重い
- バッテリー時間が短め
- 全対応してるわけではない
Steam Deckのメリット
ゲーミングPCよりは安い
最低価格だと59,800円で購入できるので、携帯ゲーム機としては高いですが、ゲーミングPC+モニターを揃えるよりかは安く購入できます。
どこでも遊べる
まあ当たり前ですが、持ち運びができるので、どこでも遊べます。寝っ転がりながらゲームしたい人はいいかもしれない。
Steam Deckのデメリット
重い
約669gとのことなので、携帯ゲーム機としては結構重いです。ニンテンドースイッチが約420gなので、重さでいえば1.5倍以上あります。
バッテリー時間が短め
バッテリーは2~8時間まで。ゲームによって大きく変わるそうですが、ニンテンドースイッチが4.5~9時間なので、かなり短め。
全対応してるわけではない
なお、Steamのほとんどのゲームで対応しているが全てではないとのこと。
ゲーミングPC持ってればいらなくない?
とまあ、ここまでSteam Deckのスペックとメリット・デメリットをまとめてきたわけですが、個人的にはすでにゲーミングPC持ってれば必要ないと思ってます。
独自コンテンツがない
人間工学に基づいたグリップやボタン配置で快適に操作できるとか、Steamの画面をいつでも即座に開けるとか、独自のメリットがあることにはあるんですが、「Steam Deckだからこそできる体験・コンテンツ」みたいなものがないんですよね。
スイッチなんかもスイッチ専用のゲームがあるから買ってるわけで、もしPCでスイッチのゲームが全部できてさらにクロスプレイもできたとしたら、ほとんどの人がPCの方でやるでしょう。
ゲーミングPC持ってない人ならいいかも?
そんなわけで、すでにゲーミングPCでSteamのゲームを遊んでいる人にはあんま魅力はないと思います。
ゲーミングPC持ってないとか、寝っ転がりながらゲームやりたいとかなら買ってもいいかもしれない。
Steam Deckのまとめ
Steam Deckのデメリット・メリットをもう一度まとめると、以下の通りです。
メリット
- ゲーミングPCよりは安い
- どこでも遊べる
デメリット
- 重い
- バッテリー時間が短め
- 全対応してるわけではない
個人的には、持ち運びできても外でゲームしないし、PCで十分、ということで結論いらないかなあという感じ。