アリスレコードがサービス終了!雰囲気とダークなキャラはよかったが・・

アリスレコードの感想・評価!ローゼンかと思ったらマンキンだった!

こんばんわ!ありゅー(@aryulife)です。

今回は2019年8月29日にリリースされた新作ゲーム「Alice Re:Code(アリスレコード)」をレビューしていきます。

このゲームは狂愛ファンタジーRPGというジャンルのゲーム。

それで雰囲気が気に入ってプレイしたみたんですが、ゲーム自体は、個人的に足りないと感じるところが多く、全体的に惜しいなあという作品。

ここからはそんな「Alice Re:Code(アリスレコード)」について、面白いところ、つまらないところなどなど、感想・評価を詳しくまとめていきます。

目次

Alice Re:Code(アリスレコード)はサービス終了

Alice Re:Code(アリスレコード)」は2021年12月7日にサービスが終了しました。サービス期間は約2年。

Alice Re:Code(アリスレコード)の面白いところ

独特のダークなキャラクター

Alice Re:Code(アリスレコード)

「ホラーゲームかな?」

本作の最大の特徴は、ホラーゲームかと思うようなダークな雰囲気と、どこか壊れた感じがするキャラクター。

とにかく「何かがヤバい奴しか」いません。

登場するキャラは12人いるのですが、どいつもこいつもイかれてます。

  • 自分を双子と自称し、自分と会話する
  • 「私のご主人様になってくれませんか?」
  • いきなり発作が発動、暴れる
  • 自分が褒められるの大好き、他人が墜ちて逝くのも大好き

などなど逝かれ具合は様々です。

ちなみにもちろん全員女の子キャラ(子と言っていいのか微妙なキャラもいるけど

さらにヤバイのがこいつら変身してもっとヤバくなります。

致死林檎の姫

この12人はアリスと呼ばれているのですが、こいつらは「イデア」という何かよくわからないヤバいものを自分にインストールできます。

「ヤバイじゃわかんねーよ」という人もいると思うんで、簡単に説明すると「イデア」は「霊」みたいなのと考えてください。

別に公式で「イデアは霊だよ」と言ってるわけじゃないですが、認識としてはこれで間違いないはずです。

要は、アリスたちは、自分の中に別の人格みたいなものを降霊させて「別の誰かになる」ことができるんです。

戦闘中とかキャライベントはこの「別の誰か」になってるんですが、こいつらがアリスよりももっとヤバいんですわ。

ソフィー

例えば、この画像のソフィーというアリスは「血染めの頭巾」というイデアをインストールしてます。

このイデアは元は「肉親であった祖母を狼に食い殺されており、復讐のため、その狼を殺して自分も死んでしまった」霊みたいな存在。

「どこかで聞いたことあるな」と思った人もいるでしょう。

イデアは童話のキャラクターがモチーフになっており、血染めの頭巾は、赤ずきんがモチーフ。

他のイデアも基本的には童話のキャラクターがモチーフになっています。

イデアの好感度を上げることでストーリーイベントを見ることができる

これまでヤベーヤベーいってたイデアは、ゲーム内で好感度を上げることが可能です。

「何で肉体があるアリスじゃなくて霊の方のイデアなんだよ!」

と突っ込みたくなりましたが、まあゲームなので仕方ない。

上で語った「血染めの頭巾イデアさん」の

肉親であった祖母を狼に食い殺されたので、復讐のために、その狼を殺して自分も死ぬ

という描写も好感度を上げると見ることができるイベントなので、興味ある方は是非プレイして確かめましょう!(興味ある人少ないだろうけど!

謎の世界観

ここまで、主にキャラについて語ってきました。

ですが、

「キャラはわかったけど世界観と目的は?」

という疑問があると思います。

ざっくり説明すると、地下に突然出現した「不思議の国」と呼ばれる空間を調査することとアリスたちが自身の正体を探ることが目的です。

この不思議の国は普通の人間が立ち入ると「狂って」しまうらしく、耐性のあるアリスと主人公であるプレイヤーが行かなければなりません。

「耐性うんぬんより、元々狂ってる奴は狂わないだけじゃね?」という突っ込みを入れたくなりますが。

また、散々ヤベーヤベー言ってきましたが、アリスは自信がどういった存在なのかよくわかっていません。

ただ、「不思議の国を調査すると自身の正体がわかる」という確信があるらしくアリスの正体を掴むのも物語の目的の一つになっています。

Alice Re:Code(アリスレコード)のつまらないところ

戦闘が地味、面白味が無い

戦闘は、最大5人パーティーのサイドビューアクティブバトルなのですが、とにかく戦闘が地味です。

放っておいても通常攻撃はするので、プレイヤーが戦闘中でやることは、各イデアに設定されているスキルを選択するだけです。

なので面白味がありません。

で、さらにスキルが地味・・。

味方を強化したり、敵にダメージを与えるときのエフェクトと効果音がとにかく地味・・。

また、攻撃がヒットした時にダメージ数値は出るんですが、HP残量は数値ではなく、ゲージで表示されます。

味方のHP残量がわかりにくいので、個人的にここもRPG戦闘として嫌なところ。

まあエフェクトや効果音はダークな世界観に合わせて、あえて地味にしている可能性もありますが、ちょっと地味すぎ。

ストーリーが薄い

全体的にメインストーリーが薄いように感じます。

とにかくテキストが少なく、物語が進んでいる感じがしません。

このゲームは、不思議の国のステージをクリアしていくことで、アリスたちに会話が発生しストーリーが進みます。

ただ、テキスト量が少なく説明が足りないので、物語が実際に進んでるのかプレイヤーには意味不明です。

例えばよくあるRPGだと、草原の次は、山にいったり、洞窟に行ったりで、ステージが変わっていくのがプレイヤーにもよくわかります。

しかし、Alice Re:Code(アリスレコード)には、ステージが変わっても周囲の変化がほぼないので物語をしているという没入感が全くありません。

普通は、そうならないように説明を多く入れるとかなんかあると思うんですが、そういうのも全くないんです。

ただ「謎の国」ということで意図的にわからなくしているのかもですが、それにしてもわからなさすぎに感じます。

メインストーリーよりもイデアの好感度を上げて見る個別のサブストーリーの方が楽しめます。

Alice Re:Code(アリスレコード)のガチャ

Alice Re:Code(アリスレコード)は、基本無料のアイテム課金ゲームなので、ガチャがあります。

で、ガチャの対象となるのが「イデア」です。

散々ヤベーヤベー言ってきた童話をモチーフにした霊(みたいなもの)がガチャの対象になっています。

最高レアが☆5で、最低レアが☆3です。

なお、通常のレア排出確率は、

☆55%
☆415%
☆380%

と、まあまあ一般的なソシャゲの確率通りといったところ。

☆5がバンバン出るというわけではないですが、最初はログインボーナスがそこそこ貰えるので無課金でも結構回せます。

なので、パーティーを全員☆5にするくらいならわりと簡単にできます。

Alice Re:Code(アリスレコード)の感想・評価まとめ

キャラと雰囲気は良いゲーム。けどゲームとしては、戦闘やストーリーに不満アリ。

という感想のゲームでした。

キャラコンセプトはかなり独特で面白いんですが、それを支える戦闘とストーリーが台無しにしている感じです。

なので、「俺は戦闘とかメインストーリーは要らん!狂ったキャラがいればいいんだよぉ!!」

という人には結構おすすめなゲームです(ニッチ過ぎる・・

タイトルAlice Re:Code(アリスレコード)-血染めのワンダーランド-
公式HPhttp://games.dmm.com/detail/alicerecode/
ジャンル狂愛系ファンタジーRPG
配信日2019年8月29日
価格基本無料(アイテム課金制)
配信プラットフォームiOS/Android、DMM(PC版)

以上、長々語ってきましたが、Alice Re:Code(アリスレコード)の感想・評価についてはこんな感じでした。

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