マリオカートツアーの感想・レビュー!懐かしいけど悲しすぎる作品

マリオカートツアーをプレイした感想!

こんばんわ!ありゅー(@aryulife)です。

今回は2019年9月25日にリリースされた新作ゲーム「マリオカートツアー」感想を書いていきます。

このゲームは言わずと知れた「マリオカート」のスマホゲーム。いわゆるスマホ版マリカー

マリオカート自体は25年くらい前からやっていますが、ぶっちゃけSFC版と64版しかやったことがないので

「ついていけるのかなあ?」

と思ってたんですが、結構楽しめました。

昔のステージが出てくるので、子供のころプレイしてた当時を思い出すんですよね。

ただ、「懐かしい」と感じると同時に「もうあの頃は帰ってこないんだなあ・・」という悲しみとか切なさも感じてしまった作品でした。

自分にとってのマリオカートはこれじゃないんですよね・・

この記事ではそんな「マリオカートツアー」のレビューと評価、悲しみをまとめていきます。

マリオカート ツアー

マリオカート ツアー

Nintendo Co., Ltd.無料

★★★★★★★★★★

目次

マリオカートツアーってどんなゲーム?

マリオカートツアーってどんなゲーム?
  • スマホでマリオカートが「体験」できる!操作も簡単!
  • 歴代のマリオカートのステージで遊べる
  • 世界各地をモチーフにしたコースもある

スマホで簡単に操作できるマリオカート体験ゲーム

マリオカートツアーには、アクセルやブレーキがありません。

何も操作しなくても前には進みますし、道に沿って走ってくれるのでコースアウトもしません。

そのため、ゲームとしては非常にシンプルな作りになっています。

プレイヤーがプレイ中にやることは、主に「左右に曲がる」「アイテムを使う」「ドリフトする」くらいです。

実際に行う操作も、指で軽くタップ、スワイプさせるだけなので、片手でも簡単にプレイ可能です。

ただし注意が必要なのが、あまりにシンプル過ぎてマリオカートそのものからは、かけ離れた作りになっています。

いわば、スマホで簡単にできる「マリオカート体験ゲーム」です。

何もしなくてもゴールできる

SFC版マリオサーキット1

極端にいうと、何も操作しなくてもゴールできます。

試しに「SFC版マリオサーキット1」150ccを何も操作せずに見てるだけでやってみましたが、2位になれました。

そのくらい簡単です。

「ぶっちゃけそれレースゲームとしてどうなんだ?」

と言う人もいるでしょう。

ですが、このゲームはあくまでも「マリオカートを体験するゲーム」であって、ガチレースをして競い合うゲームじゃありません。

なので、「自分の腕でレースに勝ちたい!」という人にはまるで向いていないゲームだと思います。

そういう方は普通のマリオカートをやった方が良いです。

歴代のマリオカートのステージで遊べる

本作には、歴代のマリオカートのステージも登場します。

特にすごいところがSFC版のステージ。

2Dから3Dになっているんですが、違和感なく再現しています。

SFCのマリオカートなんて最後にプレイしたのはもう20年くらい前ですよ。

「もう記憶に残ってねえなあ」とか思ってたんですが、「ああ確かにココこうなってたわ」と色々思い出せることがありましたね。

当時ハマってた方は、多分皆ぼくのような状況だと思いますが、メッチャ懐かしい気持ちが沸いてくると思います。

歴代ステージは、自分みたいなおっさんをターゲットにしたステージなんでしょうね。

世界各地をモチーフにしたコースやトーキョーツアー

「マリオカートツアー」の名の通り、2週間ごとに開催されるツアーで世界各地の都市を舞台としたレースを楽しめます。

自分が知っている都市を探してレースをすると面白いですね。

「あ、ここあそこで見たことあるやつじゃん!」

こういう感覚をマリオカートを通じて体験できるのは結構新鮮。

「世界の都市なんかわからんぞ!」という人でも大丈夫です。

レースのステージの一つに東京があるので、「トーキョーツアー」が開催されたらやってみるといいと思います。(2019/10/9開幕)

マリオカートツアーの面白い・良かった点

強すぎるフィーバーモード

フィーバーモード

マリオカートツアーには「フィーバーモード」というかなり強力な逆転要素があります。

これは「アイテムを3つ揃えると、一定時間無敵になり、アイテムが使い放題になる」と言うモードです。

これが非常に強い。赤甲羅とか投げ放題ですからね。

無茶苦茶ですけどやると面白いですw

「正直やりすぎじゃね?」

という面が強いですが、「スマホで簡単にできるマリオカート体験ゲーム」としてであれば、まあ仕方ないかなと言う感じです。

初心者やシリーズを離れた人に助かるボーナスチャンレンジ

ボーナスチャンレンジ

チュートリアル的なものとして「ボーナスチャレンジ」というステージも用意されています。

これは操作に慣れてない人や全くマリオカートシリーズがわからない人へ配慮したステージです。

自分もSFC版と64版しかわからないので、

「グライダー中にさらに上昇できる」とか「ジャンプするとアクションする」とか全く知りませんでした。

ボーナスステージでは、そういう基礎的なことを実践形式のチャレンジ項目として教えてくれるので、初心者にはうれしい機能です。

懐かしいグラフィックやシステム

グラフィック

グラフィックは素晴らしいです。

見た目はきれいですし、綺麗だけでなくSFCのような昔のシリーズでも忠実にコースが再現されています。

このゲームはコースを外れることができないので、本来であればコース外は作る必要はありません。

ですが、外枠の障害物もちゃんと作ってありますし、かなり気合を入れて再現したんだろうなということがわかります。

システム面は、64のスティックでぐりぐりするミニターボしか知らなかったので、最初は違和感ありました。

ですが、ココは慣れですね。慣れれば何ともないです。

無課金でもスコアを気にしなければ十分遊べる

無課金

基本無料ゲームなので、課金やガチャ要素があります。

ですが、わざわざ課金やガチャをやらなくてもプレイするだけなら無課金で十分です。

このゲームには各ステージをクリアする毎に「スコア」が表示されます。

このスコアは、使っている「キャラクタ―」「カート」「グライダー」の3つによって大きく変わります。

この3つは課金をしないと良いのが手に入りにくいので、スコアにこだわるのであれば課金はした方がいいでしょう。

ただ、実質スコアが高くても別にうれしいことは無いので(ランキングの上位にはいけますが)無課金でも十分に遊べます。

マリオカートツアーのつまらない・悪かった点

横長の画面でやりたかった

欲を言えば横長の画面でやりたかったですね。

片手でもできるというのがコンセプトの一つなんでしょうけど、「自分にとってはマリオカートは両手」でゲームするものという考えがどうしてもあって・・

横長の画面で両手で持ってやりたいというのが正直なところ。

マルチプレイなし・対戦なし

マリオカートツアーは現在、マルチプレイができません。

つまり、他のプレイヤーとリアルタイムの対戦ができないわけです。

後々実装予定のようですが、「レースゲームと言えば、対戦だろ!」という方には、現在このゲームで楽しめる要素はおそらくないと思います。

やりこむなら課金するしかない

今のところやりこむ要素がスコアだけなので、高スコアを出すために色んな種類の「キャラクタ―」「カート」「グライダー」を集めないといけません。

これは無課金だとほぼ無理なので、課金必須です。

マリオカートツアーをプレイした感想・レビュー・評価まとめ

懐かしい作品だったけど、もうあの頃は帰ってこないという悲しみ

マリオカートツアーは、マリオカートシリーズから何十年も離れていた人にとっては、当時を思い出せる懐かしい作品です。

ただ、当時を振り返ると自分にとってマリオカートって友達とリアルにわいわい楽しくやるゲームなんですよね・・

学校が終わった後や休みの日に友達の家に集まって騒がしい中でやるゲーム。

それが自分にとってのマリオカートだったんだなと。

マリオカートツアーのSFC版とか64版のステージは確かに当時を思い出せるんですけど、それを今自分が一人でスマホでポチポチやってるのがちょっと切ない・・

多分、今後マルチプレイが実装されても当時の楽しい気分は味わえないんだろうなあと少し悲しくなりました。

マリオカート ツアー

マリオカート ツアー

Nintendo Co., Ltd.無料

★★★★★★★★★★

タイトルマリオカートツアー
ジャンルレース
公式URLhttps://mariokarttour.com/ja-JP
対象OSIOS/Android
配信日2019年9月25日
価格無料(アイテム課金あり)

トーキョーツアー開幕!

レース開始を前にマリオとピーチはトーキョーを満喫したようです。クラシックな和テイストあふれるこの街にぴったりの衣装もお似合いです!背景に映っているのは「トーキョースクランブル」に登場するあの場所…!

トーキョーツアーは10/23 14:59まで! #マリオカートツアー pic.twitter.com/2nTrdkREM0

— マリオカート ツアー (@mariokarttourJP) October 9, 2019

以上、長々語ってきましたが、スマホ版マリカーである「マリオカートツアー」の感想・評価についてでした。

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